自由女50

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自由を愛する女の自由な感じのブログです。

葬儀の経験から学んだ心の準備の大切さ

 

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いつも通り出勤の準備をして、職場に着きました。

その日は早番で7時からの勤務です。

仕事は派遣介護職。

いつもの通り仕事を始めて数分経った頃、

後ろポッケに入れてある携帯電話が鳴りました。

叔母からでした。

勤務中でしたが、手を止めて電話に出ると

叔母はパニック状態でした。

一緒に暮らしている母が目を覚まさないと・・・。

 

 

救急搬送されましたが、入院することもなく

あっけなく亡くなってしまいました。

 

 

仕事を早退し、病院に駆けつけると

医師からいろいろな説明を受けました。

心筋梗塞でした。

 

病院に向かう途中や、

病院の中で待っている時など

いろいろなことを考えました。

ほとんどは、後悔ばかりでしたが・・・。

 

そんな風に頭の中がグルグル回っている状態の時にも

現実は進みます。

 

看護師の方に、「葬儀のご準備はどうなさいますか?こちらで、葬儀会社を

ご紹介することも出来ますが」みたいなことを言われ、

「はい、お願いします。」と答えました。

が、あとになって考えてみると

葬儀はここに頼もうと、事前にネットで調べて

プリントアウトした資料が自宅にはありました。

 

ですが、突然母を亡くした時にはそこまで

頭が回っていませんでした。

 

そのまま、葬儀会社の方との相談を始めました。

 

葬儀会社の方々も大変良くしていただきました。

何か問題があったわけではありません。

ただ、費用の点を考えると

倍近く違いがあった為、家計に余裕があるわけでもない

我が家には、影響が大きかったです。

 

この経験から、私が気づいたことは

頭の中だけでいいから、自分ひとりでいいから、

現実的にシミュレーションをしておく必要があると

いうことでした。

 

常に持っている携帯電話にきちんと準備を整えておくこと、

そして、ショックな状況になっていても

しっかりと準備していた通りに進められるように

心の準備も大切だと・・・。

 

よくよく考えれば、周りをみても親が亡くなることに

驚く年齢ではありません。

 

お盆でもありますし、夏休みを利用して

じっくりと、心の中でシミュレーションを

してみることをお勧めします。

 

あまり、想像をしたくないことだとは思いますが・・・。